キャラクター解説
山田洋一…安田 顕
このドラマの主人公。山田青果店の次男坊でモジャ毛の浪人生。東京に行った憧れの明日美に恋いこがれ、東京の大学を目指すがどうも勉強には身が入っていないようである。
キャラの濃い父と祖父に囲まれ、イマイチ印象が薄いような感じがするが、あくまでも彼は主人公です☆
明日美が転校する際、リアルな情感を出そうと、本番前に200メートルのダッシュをしたため、本番の走るシーンではリアルな30歳ぶりを発揮してしまった奇特な主人公。
久しぶりに逢った明日美にふられ目標を見失いかけるが、志望を変えてラストでは地元の大学を目指した。
山田春弘…鈴井貴之
世に広く分布するご家庭のオヤジたち。そのオヤジの集約された姿と言っても過言ではない、堂々たるオヤジっぷりを奇才・鈴井氏が豪快に演じるサマは見事としか言いようがないでしょう。その姿は見た者全ての心の中に、『うちの親父とそっくりかも。。。』と思い起こさせずにはいられない。ある意味魔性のオヤジ(笑)
幼い頃から春三にボーリングをたたき込まれ、その腕前はプロ並みだがボーリングが大嫌いで相撲の道に入り学生チャンピオンとなった異色の経歴を持つ、八百屋。
千春のふって湧いた結婚話に多大なる拒否反応を見せ、相手の光さんに相撲で対決させる。
自分の娘の将来とダブらせてしまったのか、いつになく涙目のパパ・鈴井貴之社長に、私かなり感動しちゃいました。。。
山田春三…大泉 洋
洋一の祖父。年の割には元気で、詩吟や絵画の趣味を持つ気ままなじいさま。有三・庄三と共に、スリーエレファントの会を結成する。ボーリングの腕前はなかなかのもので、息子・春弘に幼い頃からコーチするが報われず。
また、じいさまのくせに華麗なドロップキックを炸裂させる、かなりの食わせ者(笑)
山田太郎…森崎博之
山田家の長男。家を継がなければならない立場なのだが、ミュージシャンを目指し家出。こっそりと帰って来て家に忍び込んだ為、泥棒に間違われ思いっきりふんじばられた可哀相な人(笑)
曲のプロモーションのため帰ってきたと皆に嘘をつき、春三に付きまとわれる。テレビ出演やCDの発売を期待している春三のためパルスで勝手に歌ったり夕方のテレビ番組をジャックして、大暴れする☆『オヤシラズノヨウニ』は名曲だと。。。思うなぁ♪リアルジャイアンってば、侮れないねv
ラスト、千春の結婚式にギリギリで現れ、切々と妹が産まれた時の様子を語る兄の姿には大感動ものです。
山田千春…小橋亜樹
母が亡くなっている山田家において、長女である彼女が主婦役として家庭をもり立てている。なかなか嫁に行かないと春弘に言われ続けてはいるが、実は影に恋人がおりしかも現在妊娠中な事が発覚。
反対する父をなんとか説き伏せようと頑張り、ラストでは見事お相手の細川光との結婚を果たした。
作家先生の指示により減量を命じられ、見事ダイエットに成功したが。。。代わりに台詞まで減量しちゃってしどろもどろになっていたツワモノ(笑)
後藤利喜男…音尾琢真
町内で有名な悪徳不動産屋らしい。でっかい犬(ボブとサップ)を連れて散歩しているが、いちいち鼻につく言動を取るため、嫌われ者☆ ホームドラマのこの話の中で、春広と同じくらいの濃さを振りまいている。。。
本編では音尾氏はなかなかクランクイン出来ず、飼い猫が先に登場したため猫の裕さんの付き人やら、通行人・仲音などをこなしてから、やっとの事で撮影に入ることが出来た悲しき人。いやぁ、お疲れさまです(泣)
明日美…三輪明日美
洋一の憧れの人で、高校生の時に東京に転校した。
今回は高度な演技力を必要とされるため、演技派女優として地位を固めつつある彼女にこの役をお願いしたらしい。安顕を唯一蔑視しない女性(笑)
謎の通行人(細川光)…佐藤重幸
山田青果店の前を彷徨いていた挙動不審のサラリーマン。実は千春の恋人。彼女には内緒で春弘に結婚の承諾を取りに来ていたらしい。。。
千春を嫁に貰うため、春弘に果敢にも相撲で挑んでいき、倒されても倒されても這い上がっては挑む姿に春弘も根負けする。
撮影時は真冬の雨の中、ただでさえ寒がりのシゲがワイシャツ一つで泥まみれになって転がされると言う苛酷なもの。鈴井の『可哀相だよ、この子。震えちゃってる…』には実感がこもってました(泣)
おかけでとても感動的な良いシーンが撮れたが、シゲは翌日から風邪をひいて熱を出しましたとさ★
発表の時には役が与えられず、やっと役が来たと思えば通行人。。。しかもイカサナイ自前の金縁眼鏡を指定され、髪まで黒く染めさせられた経緯を持つ。くたびれたスーツが何故か似合っています(笑)