水曜どうでしょう祭
UNITE2005

2005年　10/14（金）〜10/16（日）

真駒内アイスアリーナ＋オープンスタジアム

ワタクシの参加は日曜の最終日。
初日の様子は友人からのメールとイチオシの中継で、そして土曜日の様子は友人の翠さんから聞いておりましたが、どちらもかなりの盛り上がりっぷりだった様子。

で、いざ参戦！
その様子は碧海の彼方別館『戯言絵巻』にて携帯の写真で公開しておりますので省きます。
此処では昼の部と夜の部のトークショー等をメインに語って参りましょう。

因みに洋さん達のお言葉は全てイメージと概訳です。正確ではないので、あくまでも雰囲気とニュアンスをお楽しみ下さい。
って、そんなのいつもと同じか(笑)



〔14:00〜16:00〕

拍手と歓声の中、ステージに出てきたのは法被姿のＤ陣お二人。
『今日初めて祭に来た人、手ぇ上げて〜！』『おお、結構居るなぁおい。』なんて呑気に藩士達との交流をした後、パレードが行われると仰いまして、藩士は大喜び。
どうやら初日ににょういずみ大先生が『パレード』をやりたいと仰い、前日の土曜日にパレードをやってみたとのこと。
とはいえ言い出しっぺの洋ちゃん自体がすぐに飽きてしまわれたそうなのですが、ヒゲがいたく気に入ってしまったようで。。。結局最終日もパレードが行われました。
しかも前日よりも長い距離を(笑)
この日のパレードは1/6の夢旅人2002・サンバカーニバルバージョンに合わせてスタンド席の上の方からまずなまはげさんがぐわっと登場！
そして続くはミカンみたいに黄色いアイツ。
更に赤さが眩しい足八本のお方が御登場なされまして。。。とにかくもうもの凄い大歓声。
魔除けの包丁を片手に愛想を振りまきながらスタンド席を降り、特設階段をよたよたと降りていくなまはげさんに続き、onちゃんがスタッフに支えられながらおぼつかない足取り（そらそうだ、下が見えないだろうさ）で階段を、その後を実に楽しげな顔の赤い人が追います。
アリーナに降りてからはより愛想を振りまきながら人混みの中をさくさくと進むなまはげさんですが、背後の黄色いのと赤いのは何やら不穏な動き。
特に赤いタコさんがとにかく回る回る。そんなに回ったら中で死んじゃわないか？ってくらいぐーるぐる回り、その合間に黄色いのに蹴りを突っ込んだり殴りかかったりしておられるからで御座いました。
散々アリーナで遊んだあと、全員がステージに揃い踏みしたのですが、ここでハプニングが。
息も絶え絶えでステージに上がったはずのタコさん。
あまりにも楽しくておだっておられたんでしょうなぁ。。。(笑)
いきなりonちゃんの頭をボゴッ…と鈍い音をたてて殴られました。当然onさん、ころん…とその場に転がりました。ただその姿があまりにも可愛らしく、全員歓声を上げて大はしゃぎ。
まさかこの時にタコ星人の中身であらせられる某タレント事務所社長・Ｓ井Ｔ之氏が殴った手を骨折しておられるとは。。。誰も思いもよりませなんだ(汗)

で、なまはげさんからにょういずみさんにになった洋さん、早速ぼやき始めました。
『何で君さぁ…今日もパレードやっちゃったの？しかも上から！』
『やりたくねえって言ったのに、朝来たら衣装が用意してあんだよ！しかも初日と同じ衣装をだ。これもう着ちゃったヤツじゃねえか。』

『これ（なまはげの面）ねぇ…見りゃあ解るけど、裏がプラスチックなわけ。このでっぱりが俺の鼻の穴を塞いで苦しいんだ！　しかもこの裏側のでこぼこがだ、俺の顔に当たってだ…痛いんだ。いくらタオルを入れたって、やっぱり痛いんだ！僕の肌は今若干赤くなっているよ、藤村君！！』
『大体なまはげの面を被ってどうやって愛想ふれっつんだ！　俺、魔除けの包丁手に持って彼方此方に愛想振りまいてたけど……いないぞそんなヤツ。』
と、とにかくポンポンとぼやく。
更には『随分前から上で待たせやがって…呑気に今日来た人〜なんてやって待たせんなよ！　こっちゃあ後ろでonがシューシューうるせえんだよ！』とエキサイト。
最初からぼやきたくないと言いながらもぼやきっぱなしに藩士達は拍手大喝采(笑)

そんなトークから始まったのですが、一旦着替えに引っ込んだonさんが中身だけになって再登場。
簡易型onちゃんでした。。。
で、先程のハプニングについてぼそっと語りだしたのですが、ミスターがもの凄い勢いで殴ったため、本気でクラクラきて転んでしまった。久し振りに目から火花が出る勢いだったとか何とか。
で、にやにやと笑いながらタコ型ミスター。
『いや〜、てっきり中でヘルメットか何か被ってるとばかり思って、思いっきり殴ったらさあ…凄い音がした。』ですと(汗)
で、ヤスケンが『こめかみにきました……』と呟いておられました。


さて、話題は前日の土曜日のトークイベントに。
ヒゲが『大泉さんのご家族を呼んでのトーク、大成功でしたねぇ』なんて軽く振ったところ、洋さんが『うちの親父が大満足だったよ。アレはただただ大泉家の家族行事だったもの』なんて、ぱくっとそれに食いつく。
昨晩家に戻られた洋さん、居間では非常に満足げな父・恒彦氏が『おう洋、帰ったか！　俺が一番面白かったな！』とご満悦で乾杯しておられたそうな。
しかも『うちの可愛い姪っ子甥っ子が、アンタのせいでずっとぐるぐる回ってんだよ！』
『疲れてうち帰ったらだ。「洋ちゃん見て見て〜♪」って言いながら姪がずっとアンタの真似してぐるぐる回ってるし、甥っ子は「洋ちゃんの真似〜」とか言いながらジャンプしてる！』
などと身振り手振りも交えて大騒ぎ。
しかしそれを話す洋さんは大変楽しげで御座いました。いや、実に幸せなご家庭ですね〜ｖ


その後も洋さんの『キレ芸人』ネタなど色んなお話をされていたのですが、ここでヒゲと洋さんが『よかれと思って！』を連発。ウケまくる藩士と、ぽかーんとする藩士。
で、洋さん。『笑ってねえのは今日初めて来た奴らだな。』とニヤニヤ。
実は土曜日に新作どうでしょうの第一夜をこの場で流したとのことで、それを見てこのネタを知っていた方々が笑っておられたのでした。
で、第一夜の話をされ『あそこで終わるのはアレだし…第二夜も今やっちゃいますか！』と、盛り上がるヒゲ。そして盛り上がる通し組藩士と、盛り下がる本日組藩士。
暫く藩士達を焦らしプレイで弄んだヒゲは『じゃ…第一夜から続けてやっちゃいますか！』
これに洋さん大笑い。
『これは無いわ。全っ然トークじゃねえもん。君ら、一番つまらない日に来ちゃったね〜。初日が一番面白かったわ。』とゲラッゲラ…笑う。
こんな話をしながら二話分の先行上映になったのですが、ふと気付くとステージ中央にいるミスターと洋さん、そして下手のヒゲは良く喋るのですが。。。上手側にいる約二名が常に無言。
で、洋さんが『お前等はたまたま乗り合わせちゃった人か？　何か喋れ！』と言うも、にやっと笑ったまま相変わらず喋らない(笑)

爆笑の第一夜が終わって洋さんが一言、『安田が（本編でも）いっこも喋りませんでした。さあ、彼はこの後の第二夜で喋るのでしょうか？』と言ってみたり。

第二夜も爆笑で終わり、この後は第三夜の後枠撮りをこの場で撮影することに。
三人は一旦前枠後枠用の青タイツ茶タイツ黄タイツ姿に早変わりしに行き、その間に我々藩士には諸注意が言い渡されました。
まずは喋らない。何があっても笑わない。
そして嬉野先生の指示に従い、拍手。
これらを練習してからいざ本番です。三人のタイツさん達は一万五千人の藩士達を背景に後枠を撮られました。
微妙に『ぶふっ…』と笑ってしまわれた藩士も居たようなのですが、概ね撮影も成功し大満足のうちに昼の部も終了。

ですがここで洋さんからあるお願いが。
それは、自分たちもまだ祭をちやんと見て歩いていないので、これからぶらりと見て歩きたい。付いては縁日等で居るのを見かけてもくれぐれも声を掛けたり後をついて回ったりしないで、あくまでも一般の方々と同じに扱って欲しい…とのことでした。

そしてそれはほぼ完璧に実現されたので御座いました。流石藩士達！(笑)




〔18:00〜20:00〕

ユメチカLIVEの直前にふらりと遊びに出たまま戻らないヒゲと顕さんがお呼び出しを喰らうハプニングも御座いましたが、 無事にsmarttailライヴも終わり、さぁこれから夜の部です。
既に日もっとっぷりと暮れ、昼とは比べものにならない寒さがじわじわぞわぞわと我々藩士を襲いますが、そこはじっと我慢。

ステージにいつもの四人組が現れましてまずは軽いトーク。
洋ちゃんがまず藩士達を褒められました。宣言の通り、祭会場を見て回った洋さんに藩士達は一人を除いてちゃんと声を掛けることもなく遠巻きに見ていたとのことでした。
で　す　が。
やはり洋さん、一発ぼやいて下さいました。
『君ら本当凄いわ！　だけど僕が歩いてるのを見て何か見ちゃいけないものを見た！って感じで目を逸らすのは止めてくれる？　まるで不倫旅行でも目撃しちゃったみたいなさあ…』
始まったのはまずどうでミー賞・名台詞部門の発表。
10位から順に、その言葉を発した人の頭上にスポットライトが当たると、本人がその名台詞をその口から発表するというもの。

で、やはり読み上げるのはこのお方でした。
楚々と出てきた白塗りにお歯黒の麻呂顔。そして何やら古風なご衣装。
甘いもの対決で『やぁ〜やぁ〜、鈴井〜貴之！』と素っ頓狂なお声で勝負を挑まれた安田さんで御座います。
にやっと笑うたび、洋さんに『お前、気持ち悪いから笑うなや！…笑うなって！！』と罵声を浴びせかけられてもまたにやり…と笑うあの不気味さがたまりません(笑)

で、注目の第10位。大泉さんの上にスポットが当たり、スクリーンにはその言葉が。
洋さん、すっくと立ち上がりマイクの前へ移動。で、ニヤニヤしながら『それ、魅力』
何だかもの凄くシュール過ぎる企画。
洋さんも『これ、流行るのかい？あまり聞かないぞ！』と、にやついておりました。
で、次々に『そのジャージ　栗生んじゃね？』だの『腹を割って話そう！』だのと名言が飛び出してくる。
しかも藩士達、その一言一句を覚えていて、ちゃんと一緒に言っちゃうから面白い。
第一位の『どーも 奥さん 知ってるでしょぅ？大泉でぇございます。おい、パイ食わねぇか 』に至っては言ってたご本人の洋さんが言い間違える中、藩士達はきちんと正確に言えてしまう始末。

因みにうれしーの『シカでしたぁ』やヒゲの『デブはだめかよ！デブでヒゲはえてたらだめなのかよ』は本当に大ウケでした。
特にシカでしたは洋さんが嫉妬バリバリで、その後も事あるごとに口に出してました。
更にはこの後、ミスターのだじゃれ部門も第三位から発表。
ミスターのって銘打ってあるのにも関わらず、無理矢理『さあ〜誰にスポットが当たるでしょう？』なんて盛り上げるヒゲの力業にある意味感服(笑)
で、ミスターの頭上がぱっと光るとミスターさん、嬉しげににやつきながらほてほてとマイクに歩いていって、『フエまでの距離が…ふえてんじゃん』と言い放ち、いたくご満悦。
コレを第一位まで繰り返し、洋さんはしょっぱい顔で大笑いしておられましたとさ。


さて、この後はいよいよ樋口さんのライヴ。
ノリノリの樋口さん、『1/6の夢旅人お母さんバージョン』に続けて『戦えホワイトストーンズ』を熱唱！藩士達も大熱狂で一緒に大熱唱。
ところが二番から歌詞があやふやになり始め、何故か『今日もどこかでデビルマン』に変化していっちゃいました。
三番に至っては『今日もどこかで…WS！』と、デビルマンとＷＳが程良く鬩ぎ合う(笑)
更には『onちゃん音頭』もちらっと歌われたり、昔ヤスケン主演でのお芝居にもなった曲『words of life』等を歌って下さいました。

WSは本当は歌うつもりではなかったが前にライブでやっていたので、昼間樋口さんのブースに来てくれたお客様から『今日はアレ、やらないんですか？』と聞かれたので…とのこと。ただどうしても歌詞が途中で解らなくなるので、CDを買ってきて貰って勉強しました！なんて笑っておられました。
onちゃん音頭は樋口さんのお子さんが繰り返し繰り返し何度も聞く程の大ファンなのだそうで。

そして最後はやっぱりこの曲『1/6・2002』を全員で大熱唱しました。樋口さんが呼ばれると上手からヒゲ達や洋さん、そして着替えないままの安田さん等が御登場。
皆、歌に合わせて手を振ったりして大盛り上がり。
ただ。。。安田さんはあの白塗りにお着物のままですので何やらノリが微妙。音楽に合わせてくねり…くねり…と横揺れをしている様は笑い顔に勝るとも劣らない不気味さを醸し出していて、最高でした(笑)


その後は三日間灯されていた聖火消灯で御座います。まるで廊下の電気を消すかのような消灯って言葉に笑いつつ、ミスターが寒い中、虎皮パンツにタイツの艶姿で草むらを駆け上がるのを見守りました。
そしてビニールで出来た聖火がぴらぴらと風になびくのを、ふぅううーーーーーーっと息を吹きかけて見事消灯！(笑) 大喝采の藩士はやはり生粋の大バカどもですよ〜ｖ


最後はどうでしょうさんからのプレゼント。
聖火台の後ろから上がる1000発以上のの花火。約20分くらいは上がっていたでしょうか。
次々と打ち上げられる盛大な花火は「水」の文字をかたどったものもあり、月並みですが涙がじわっと溢れてきました。
趣向を凝らした花火が綺麗に晴れた夜空に次々と打ち上がり、その後ろには煌々と蒼く光る月。
それがまた本当に幻想的で、感動的でした。
嗚呼…我々は本当に愛されているんだなー…と、実感しました。

最後の大きな花火のかけらが消えずに夜空からきらきらと舞い落ちてきて、盛大なプレゼントは終了。
花火の前から『今夜の花火、忘れんなよ！』とキムタクの真似をしては喜んでいた洋さん。
花火が終わった直後、ヒゲに『大泉さんホラ！　ここで一発あの言葉ですよ！』と促されて慌てて『あっ…ああ、そうか…………しっ…シカでしたぁ！！』なんておちゃらけた後、もう一度キムタクの真似してﾆﾔﾘ。


これにて祭も終わり。
ステージの皆さんの顔がスクリーンに大写しになり、嬉野先生、早くも涙目で顔がくちゃくちゃに。
ミスターは泣きそうな顔を笑顔に変え、洋さんも目に涙を一杯溜めて頑張ってました。
去り際にヒゲがいかにも堪えきれないって感じで目を拭ってましたが。。。まさかヒゲのアレだけがウソ泣きだったとは〜(笑)




他にも色々と有ったかとは思いますが、普段からぽやーっとした頭のワタクシに祭は強烈すぎて記憶が飛んでしまってますので、どうか平に御容赦を。。。

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