水曜どうでしょうpresents
『祝8周年+映画・銀のエンゼルキックオフ+そして…ミスター大壮行会


*出演*
鈴井貴之 大泉洋 藤村忠寿 嬉野雅道


時:2004年 10/28 (木) 19:00 開演
於:北海道厚生年金会館





この大きなイベントは、既に藤村ヒゲD氏が公式にて実況報告をされておりますので、ワタクシのなんて要らんか〜なんて思ったものの、まぁ折角なので。




ワタクシと旦那が厚生年金会館に着いたのは、18時少し前。入り口からロビーへ入った瞬間、そりゃあもうもの凄い人の数。さながらネズミーランド(笑)のアトラクション待ちといった様相を呈したグッズ狙いの人の流れが、ロビーをほぼ埋め尽くす勢いでした。会場には今までの様々な写真のパネルがライトアップされて展示されていたのですが、そんなのち〜とも見えやしねえって(笑)

グッズを買うのは早々に諦め、座席へ。
ふとステージを眺めてみれば、ステージ横の左右花道にはウェスタン&カーニバルの馬鹿兄弟ラベンダーツルの恩返し、アメリカの有名人はだ〜れ〜!?のケントデリカットもどきお遍路などがびしーーーーっと飾られ、ステージ中央には校長、カブのつなぎ、そして燦然と輝くカブ2号機と何故かリヤカーの山田くん(笑)
ステージ正面にはスクリーンが左右に二枚設置され、後ろからでもばっちり見られるようにしてあり、中央には水曜どうでしょうの垂れ幕がばきーーーーっと設置。
そしてステージ上ではHTBの社員なのか何だか解りませんが、一人の男性が我々を飽きさせないように色々と喋ったり注意事項を説明したり。座席に置いてあった「行ってらっしゃい、ミスター」の旗を居住地域ごとに振らせてみたりされていました。
更にはこの日、おにぎりあたためますかの取材班も来ているとのことで、部長・マミこと佐藤麻美がステージへ。やはり色々な地域の名を上げてはその場所から来た方々に旗を振らせ、その様子をカメラで撮ってステージ上のスクリーンに映し出したりしていました。しかもちゃんと「○○○からいらっしゃった皆さん」とのテロップ入りで(笑)
それにしても凄いのが道外勢4割近くいらっしゃったようですね〜。海を渡ってきたのかと思うと、そのパワーに圧倒されてしまいそうでした。




そんなことをしているうちにいよいよ19時。殆ど押すこともなく、水曜どうでしょうのテーマ曲が流れる中、羽織袴の凸凹コンビなサラリーマン二名がゴキゲンでステージに登場し、場内はなんだか凄い歓声につつまれました。
更には大泉洋氏の御登場。お馴染みのなまはげの面を着け、全身藁着用で『泣く子はいねぇがあ!』と、踊りながら出てきまして、ステージ中央でわしっ…わしっ…わしっ…と客席ににじり寄り、更には上手側にも行って同じようににじり寄る。
最初は生洋ちゃんに大歓声をあげていた方々も、段々どうしていいか戸惑いの色が出てきたところで、なまはげショーは終了。
面を取ったにょういずみ氏は早速堰を切ったようにぼやき始めておられました。
ヒゲに向かって『君さあ…なんであっち(上手)でまでやれって言ったの? 俺もさあ、役者だから解るんだよ…引いてくの。……お前等も引いたな!?(怒)と、客席を弄りながら苦笑い。
さらに『この面はねえ、本来飾るものなんだ!! だから息が出来るようになってないんだ!! この面が俺の鼻の穴を塞いで、口で呼吸するしかねえんだよ!!』と、ややヒートアップ気味。ヒゲはただただ大笑いするだけ。



そんな事をしながらもいよいよこの日の主役・ミスターの登場に。
スモークを焚いたステージの中央からせり上がってくるミスターは、カブちゃんの素敵な扮装で颯爽とカブ一号機に跨っておられました。
大歓声の中、『あのねえ…長いよ君ら!!』苦笑い。三人がステージ上でくっちゃべっている間、スタッフ数人とミスターは奈落で今か今かと必死で待っていたそうで。



四人揃ったところでステージ中央に設えてありました酒樽を鏡開きすることになったのですが、勢い良くえいっとばかりに樽を叩きましたらばきーーーっと蓋が割れ、本来なら出るはずの無かった酒飛沫が天高く舞いました。
『ビニール張ってあるから出ねえって言ったのに、出てんじゃねえかよ…意味無いじゃあないか…』と、やはりぼやく大泉氏。
で、升に酒を酌みまして木箱に腰を掛けながらそれを飲み、トークショーを始められたのですが。。。なんでか異様にテンションの高くなっちゃったヒゲが、升酒を一気飲み。『あんた弱いんだから…』とミスターや洋ちゃんに諫められても全く取り合わず、『二千人の観客を肴に飲んでんだ。いねえぞ、こんなサラリーマン!ときたもんだ(笑)
更には樽にお代わりを汲みに言ってしまい、上機嫌でずっと笑っているし。。。



トークショー自体はだらっとまったりって感じで。飲み屋のオッサンの座談会に近いというか何というか。
会場から質問を受け付けたりもしていました。観客の方が『今までで一番好きなのは四国のお遍路で森崎さんが出た回です!』と言うと、洋ちゃんすかさず『質問だっつってんだ! 誰が好きな回を言えっつった!』と笑いを取った後、更に突っ込んだ質問を要求。結局は、モリが凄い勢いで走ってきたときの心境はどうでしたか?ってな事だったのですが、にょういずみさんバッサリ斬りました。
『あのときの心境はあそこで全部言ってますねえ。僕はねえ…本当に驚くと言葉が出ないんですよ…。それにしても一番好きなのがよりにもよって森崎ですか……。…んんんんんんんんんにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……と、モリの真似をして爆笑をとってました。




そんなこんなで四十分ほど経ちまして、最初のお色直し(結婚式のようだ…)
鬼の居ぬ間のなんとやらと言った感じで、ここではD陣二人のスペイン珍道中が写真と共にご披露されていました。
青い空が綺麗なスペインの道ばたの写真。車内泊だったために撮れたうれしーの寝起き顔
そしていよいよ肝心の牛追い祭の映像が解説と共に流されました。えーとですね。。。なまら一瞬の出来事でした(笑) せっかく頑張って場所取りをして、カメラを構えたうれしー達の目の前をF1よろしく通り過ぎていく人と牛。もの凄く無情な一瞬でしたね(笑)
ですがこれにはまだ続きがありまして。
その名も素人闘牛。闘牛士にでもならないと僕の仔猫ちゃん達が納得しないと宣ったにょういずみにょう氏には格好のお仕置き、もといイベントなんじゃあないでしょうか。残念ながら内容は本人達に絶対内緒とのことで、この場でも公開は控えさせていただきます(笑)




さて、お色直しが終わりまして先に出てきたのはにょういずみ氏。お誕生日のプレゼントに貰った『ご存じ!大泉洋』のガウンを着、木彫りのクマのネックレスどピンクの帽子、そして猛獣の文字も素敵なアクセントのぴっちりパンツ。で、手には第三十一回お誕生日、優勝の文字も嬉しいトロフィー燦然と輝いていました(笑)
ひとしきりぼやきまくってまたもやミスターをお待たせした後、ステージ下手から、赤が眩しいタコ星人さんが、ぐ〜るぐるともの凄い勢いで回転されながら御登場(笑)
その格好で今度はデジカメの撮影風景をリアルに再現し、車内での撮影時に洋ちゃんを撮るときは後部座席で社長がひっり返って大股開きをしながらシートの後ろに隠れている様子を紹介したり、ヒゲ撮影時のカメラのえらいくっつきぶりを紹介したりと、何やらとても楽しそうでした。四人が(笑)




そしてまたタレント陣はお色直しへ。
D陣で銀のエンゼルに関する話などをしていたのですが、話題はNACSへ。ヒゲが佐藤重幸についてちらりと触れまして。
『アイツ、自分のこと格好いいと思っていやがるんだよね。』と、バッサリ。更に『僕と嬉野くんなんかはシゲはドラバラの山田家の人々に出てきた頼り無いサラリーマンが気に入ってるんですよ。なんていうかねえ…良かったんですよ。』と、誉めてました。
更には嬉野先生大のお気に入りの音尾大先生の話へ。とにかく音尾さん大好きで褒めまくりのうれしーに、ヒゲが『僕なんかはね…森崎くんが好きでね。』と仰い、うれしーが『君んちの子供が将来、森崎博之になりたいって言っているじゃない!』なんて突っ込んで、二人して大笑いされたり。
そんなこんなでお色直しを終えたお二方がびしーーーーっとタキシードで御登場です。
バックのスクリーンにはおにぎり班が撮影した東京国際映画祭の様子が映し出されたのですが、お二人とも気合いを入れてメイクされたのか、妙に白いお顔。特に、監督が…(汗)
不自然なくらいな色の白さと生々しく赤い唇が重く印象的で、思わず『おかま臭いなぁ…』なんてこっそり思った瞬間、まるでその心を見透かしたかのようなミスターの叫び。
『俺、なんかホモ臭いぃ!!』には会場も大爆笑でした。




そしていよいよエンディング。
ミスターは今までの心境を包み隠さずその場で語って下さいました。
番組を始めるときの事。どんどん面白くなり、本領を発揮しだした大泉洋という男への嫉妬と葛藤。やっと一歩引いた立場から彼をフォローしようと思った矢先に、自分より面白い喋りをするディレクターへの更なる葛藤。そして最終的にはうれしーと同じ位置で見守るようになった自分の足場。
更には映画作りを機会に完全に身を引くつもりでいたという事実。戻ってこないだろうと確信していた水曜どうでしょうという番組が、戻ってきたことによって、やっと愛着のある、思い入れのある番組へと自分の中で変化していったこと。
韓国に行くとは決めたものの、ついこの前までは行きたくなくて泣く思いだったこと。誰かが無理だと言って止めるだろうと思っていたのに、周囲の人間は本当に快く理解し、強く背中を押してくれたこと。
そんな様々な思いを、ミスターが本当に色々な想いを込めて語って下さる中…スクリーンには大写しになった大泉洋の泣き顔が…。



そうして全てを喋ったミスターに特注タコ星人パーカーを着せ、山田くんに乗せ、どうでしょうのエンジン・にょういずみ先生が率先する中、三人でステージ上をぐるぐると周遊。ミスターは両手を高く上げて山田くんの上に仁王立ち。
彼らは白い旗を一斉に振ってミスターを見送るどうでしょうバカ達の前を何度も廻ってから、去っていきました。




いってらっしゃい! ミスター!! 
来年、タコ星人の格好牛の角に巻き込まれて天高く舞う貴方を心待ちにしているバカ達が沢山待っているから、韓国で思いっきり好きなだけ勉強して色々な事を吸収しまくって来て下さい!!




因みにロビーには今後発売されると言うタコ星人パーカーが展示され、みんな必死に携帯でそれを撮りまくりました(笑)
それにしてもあのパーカー。赤くて両袖のサイドには黄色の吸盤模様が付き、フードにはタコの顔があしらわれた素晴らしい一品。実用性は皆無ですが、やっぱりあれは何としてでも欲しいなぁ…(笑)










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