『river』上映会&トークショー <七飯町>



2003年 09/13 (土) 於:七飯町文化センターパイオニアホール 18:30開演

出演 : 鈴井貴之・大泉 洋 ・佐藤重幸 






 今回の会場は函館のお隣、七飯町。
綺麗な建物で、ホールも大きくていい雰囲気でした。
ただ非常に残念だったのはriverの上映中、会場の非常口のライトを消していなかったために薄明かりが残ってしまい、映像の色がかなり褪せて見づらかったことでしょうか。

 上映が終わると場内アナウンスでの諸注意が入りました。
そしていよいよ、彼等の登場です!
ステージの下手から華々しいライトの中、『はいどーーーもーーーーー!!』と、でかい声で叫んで入ってきたのはシゲ。続いて意外に恭しく洋ちゃん。そして最後に監督です。
もの凄いフラッシュと『シゲー!』声援の中、お馴染みの華麗なお辞儀を決めたシゲから先に、一人ずつ自己紹介をなされました。
最後の監督の番で突然『どうもぉ〜、監督のたっくんでぇぇ〜す!』に、こけました(汗)
流石におにぎりーずお二人が『いやあ〜、それはないでしょうよ…』と困り顔。


 まずトークの口火を切ったのは洋ちゃんでした。じーっとシゲを見つめた後、にやりと笑いながら『やっぱあれだな。シゲのファンは相変わらずこれやな』と言いつつ、各地で噂の【生まれたての仔鹿】をオーバーアクションでやって下さる。脚を折り曲げよたよたと歩く姿にシゲが『なんでいっつも俺のファンはそれよ!失礼だろ!!』と、笑うのが実に可愛い。

この子鹿のアクションはトークの至る所で炸裂し、ヨタヨタしながらもぴょんと真上に飛び上がる子鹿まで出てくる始末。
あげく、シゲ本人までが子鹿の真似をやっちゃってました(笑)でもどうみても、酒に溺れてヨタヨタしてるおじーちゃんみたいで、洋ちゃんほど子鹿ッぷりは発揮できていなかったですが(汗)
シゲちゃん、子鹿の修行が足りないわ(ってどんな修行よ!?(笑))


 洋ちゃんはしみじみと『いやぁ〜、このイベントでは僕と社長の他に顔デカやらサカナやらチンチンやらと一緒にやりますけど、あれですね…シゲの時はかなり雰囲気が違う。』なんて言ってました。すかさず社長がチンチンって言うな〜』なんて笑いながら突っ込んでましたが。
シゲのファンはいつもテンションが高く、必ず『シゲ!』『シゲぇ〜!!』なんてコールがかかるのが不満らしいです。そう言われればシゲが出てるイベントの時って必ずそう言った黄色い声が飛び交うなー。。。なんて思っていましたら、すかさず客席から『洋ちゃん!』って声がかかって、洋ちゃんちょっとだけご機嫌。『今叫んだキミ、帰るとき出口でテレフォンカード貰ってって!』なんてみのもんた化してました(笑)

 しかもシゲの最初の『どうもー!!』に対して、洋ちゃんが『キミねえ…最近、モリみたいになってきてるわ。芸風が『どぅもぉぉぉぉぉぉぉぉぉ』なんてさぁ…』と、突っ込んだりもしてました。


 この日は洋ちゃんが茶色の秋らしいシャツに下は革パンツをスラリと着こなしていて、なんつーか脚の長さが協調されていました。シゲは上にお馴染みののジャージ、下に着ていたシャツも暗い色合いで首にはいつもの光り物をお付けになられてました。下はブルーグレーっぽいカーゴパンツでかなりなラフさ。でも今回は帽子類などを被っておらず、ちょっと色落ちしてきた髪が可愛い感じ(ワタクシは彼の長めの髪が好きなので、かなりツボでした


それにしても七飯はなかなか熱かった。
洋ちゃんのテンションがずっと高くて、常に暴走気味なのが面白かった。
函館のファンは熱いと言うことを切々とおにぎりーずで語りだしたときのこと。洋ちゃんが、
『いやもう函館はイナダ組のチケットとかあっという間に1000枚売れるんですよ、で、僕らがイナダさんに3000はイケます!とか言っちゃうとその後がサッパリ売れなくなっちゃって…しまいにゃ僕ら、ラジオで情に訴えかけたりしてましたからねえ!お友達を連れてきて下さぁい!!って…』
なんて言ったと思ったら、『今、此処にいるのが函館地区のオフィスCUEのファン全員ですよ!! 今、この場所で何かあったら、この地区のファンは全滅です(笑)てな事まで言ってました(汗)

 それから映画の話になり、社長が熱く映画の技法などについて触れたりして、大変に興味深い話が聞けました。
その話の流れで役になりきるなりきらないの話になり、シゲは役に入り込むタイプではないので現場でも明るく馬鹿な話をしたかったらしいのに、洋ちゃんや琢ちゃんなどは常に役作りをして役になりきっていたので、とても話しかけられる雰囲気じゃなかったのが辛かった! などと言っておられました。

洋ちゃんは『佐々木耕一って人間は本当に喋りませんからね。常に、佐々木だったらどう考えるだろうってずっと考えてましたよ。僕や音尾くんなんかは入り込むタイプですから。』
それに対して社長が『いや、色々なタイプがあるのよ!人それぞれだから。』と仰られておられました。
シゲが夕張で一泊したとき、琢ちゃんと相部屋だったそうなのですが、翌日に『横井』『九重』が打たれるシーンだった為、琢ちゃんはずっと横井の役作りのまま台本を読みふけっていて、バカ話をしたいのにシゲちゃんは怖くて全然近寄れなかったんだそうな。

 その流れから、洋ちゃんはしきりに佐々木の寡黙な性格が全く自分と真逆であることを協調しておられました。
舞台上でまず、裕子に声をかけられて無言で振り返る佐々木をちょっと演じられてから、シゲを裕子に見立てて自分の場合だったらどうするかをシュミレーションしてくれたのですが。。。
『よっ!警察官失格だよと、裕子なシゲが佐々木の肩をぽんっと叩いた瞬間、もの凄い勢いでぐるっと振り返って、
なんじゃあ! ぼけぇっっっ!! 何しとんじゃぁワレぇ!? ん? なした? メシ食いに行こか!? ん!?』なんて、えらい早口で弾丸みたいに捲し立ててくれちゃいました(汗)
その勢いたるやスゴイものがありまして。。。いやー、映画の佐々木とは確かにえらい違いだ(笑)
流石に企画脚本監督を務める社長がこの佐々木に対して『それじゃ全然人を見殺しにしちゃった重みがないよ、なんだかやっちゃったけど…ま、いっかぁv って感じですよねえ!?大泉さ〜ん!』などと大笑い。
洋ちゃんが『だって、普通こんなに喋らない人いませんよ!!』の言葉に、にーーーーっと笑って『僕です…』と呟いておられました。
社長、人に声をかけられると相変わらずどうして良いか解らずに無言で無愛想になってしまうそうで。。。
この日の七飯でも、煙草を車に置き忘れてしまった社長はまだ早いから誰もいないだろう。。。と、駐車場に行ったところ思いの外早く来た皆さんが沢山いらして、内心かなり焦ったそうです。で、『ミスター!!』って声をかけられてもついどうして良いか解らずに無愛想になってしまったのだとか。


 その後、プレミア試写会のお話になりました。
ローソンで当たった方々が楽屋訪問にいらして、NACSの一人一人と握手をされたそうなんですが。。。モリの握手がとにかく凄かったらしい(笑)
え゛ー。。。これは図解でもしないと解りづらいと思うのですが一応頑張って説明いたします(汗)

普通の握手は右手をお腹の位置くらいに差し出してお互いに握り合いますが、モリの特殊な握手はそうやって握った後、ファンの手をぐいっと引っ張って胸の高さくらいまで無理矢理持ち上げ、がっちり握るというもの。。。まるでその姿は腕相撲で組んだときのようにがっちり握りあいです(笑)
で、あの声で『んんんん…アリガトウッッッッ!! ん゛ーっっっっ…アリガトウッッッ!!!』ってやるそうで。。。
洋ちゃん&シゲでガッチリ握り合ってその様子をリアルに再現されておりました(つか、シゲがぶん回されていた(笑))

このままいくといずれオフィスCUEのタレント陣との握手は、全員そのタイプになるかもしれず、ファンが引いてしまうことは間違いなしだそうです(笑)


 そしてシゲの喫煙の話も出ておりました。
禁煙、というか断煙したシゲちゃんの【もし煙草を吸ったらそれを見た人に10万円ずつあげる】という公約を嬉々として持ち出した洋ちゃん、『皆さん見ましたよねーーーーーーーー!? 映画の中で、シゲ、吸ってましたよね? じゃあ、此処にいる全員に払って下さいっ!!』
それに対してシゲが大爆笑しながら、『ちょっと待って。じゃ俺、いま金おろしてくるからッ!!』な〜んてソデに引っ込むフリをしておられました。




 まだまだ色々と喋っておられたとは思うのですが、ワタクシの記憶量の限界を超えましたのでこの辺にてレポを終了させていただきたいと思います(汗)
レポのためにレコーダーとか持ち込むつもりも更々御座いません(イヤ、当たり前だ)ので、このくらいでどうぞ許して下さいませ…



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