『river』 初日舞台挨拶

2003年 09/06 於:札幌シネマフロンティア





 会場のシネマフロンティア。舞台挨拶が始まりますとのアナウンスが流れ、客がほぼ全員入りきったところでステージにはおのゆうが現れました。
そしていよいよ監督及びNACSの入場です。


突然きゃーっと言う声があがり、会場はざわめきました。
一人一人、色々な入り口からメンバーが現れ、客席をすり抜けては舞台へと上がっていきます。
それぞれがどこから出てくるかはナイショと言うことで、おのゆうが楽しそうに語っておられました。
 やがて全員がステージに並びました。
みなラフな服装をしている中、ただ一人だけ浮いていらっしゃる方がおられます。
九重達也役・佐藤重幸さんです(笑)
びしーーーーっと紺のスーツで決められ、髪もきっちりとセットされており、気合いの入り方が感じられる、如何にも彼らしい出で立ちで御座いました

ラストに現れたモリは白いシャツの裾を出して、彼にしては珍しくワイルドな雰囲気。それもその筈、モリは格好良くサングラスで決めてこられておりました!


全員が勢揃いし、ステージに並ぶとなかなか壮観です。
舞台向かって左から監督・琢ちゃん・安顕・洋ちゃん・シゲ・モリでした。
並び終わってすぐ、シゲが手に持っていたマイクをそっと洋ちゃんに渡しておりました。このことはあとから対照的な事柄となって現れてくるのですが。。。

 琢ちゃんが開口一番、『この映画の見所は―――――――――僕です僕をみて下さい!
会場が大笑いの中、彼は絶好調で『一番前の人、大変ですよ。なんせ僕の目が(スクリーンの)あっちとこっちにあるんですから!』と言って、画面の端と端を手で刺してオーバーアクションして下さる。

続いて顕ちゃんが挨拶をし、次に主役の大泉洋氏の出番です。皆、息をひそめて彼の言葉を待っておりました。そしておもむろに彼の言った言葉が。。。
『どうも。主役のぺぺ・ベネンヘリをやった大泉洋です…』
めちゃめちゃ寡黙に言った為も一同呆気にとられる中…もの凄い早さで『それ、違いますよね!!』とツツコミを入れるお方が一人。
またしてもおのゆうでした(笑)(誰も死んでません!発言に続きですな…)
NACSの4人がツッコミを入れる前に素早く言ってしまった彼女に、茫然としている彼等が面白かったです。
そして社長のキツイ一発がおのゆうを直撃。
『いやー早かったねーツッコミ!あのねー、キミがツッコミ入れると他の子が困っちゃうのよ!』と、笑いながら牽制してました(笑)
 そしてシゲの挨拶の番なのですが、マイクが回ってこない。そう、隣の大泉洋が握ったままだったので。
シゲが『頂戴っv』って感じで手を差し出すのですが、洋ちゃんはニヤニヤしたまま背を向けたりマイクを隠したりしてなかなか渡さない。
やっと渡してもらったマイクでシゲは『本当だったら僕はいつもこちら側(ステージ上)ではなく、そっち側にいる人間なんです、いや〜本当に有り難いです。』『今が一番いい時ですね。』『そろそろ本屋でプレイボーイを立ち読みしている場合じゃないな…と、思います。』などと熱く語っておられました。

 そして、モリの挨拶の番。
開口一番『こんにちは〜!』とでかい声で挨拶。会場もそれにつられてみんなで挨拶を☆
モリは終始テンションが高く(まあいつもですが…)、会場に向かって突然『あんまりモリ、モリって言うなぁ〜v』なんてわざと煽ってみたりしてました。それにつられてやっぱり会場は『きゃーー! モリーーーー!!』なんてやってみたり(笑)
そして、一々モリの言動に一生懸命4人揃ってツッコミを入れるNACSが可愛いッたらありゃしない。

 で、最後に監督のご挨拶。言っていたことは大体上映会の時と同じだったように思います。受け手が考えて自分たちでラストを感じ取る映画であること・逆説的ではあるが真の友情の物語であること等々。
そしてシネマフロンティアで上映することが出来る喜びなども語っておられました。
確かに監督の仰るとおり、大画面はなかなかに迫力があり、音も最高でした。映画の冒頭の佐々木幸一のモノローグなど、目の前で喋ってくれているかのような錯覚を起こすくらいの臨場感。はっきり言って共催ホールとは雲泥の差だ(笑)



 舞台初日。挨拶自体は短いものではありましたが、なかなかにいい雰囲気でとても楽しめる舞台挨拶となったことをここにご報告させていただきます。。。





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