LOOSER6
[作・演出]
森崎博之
[出演]
森崎博之
佐野大樹(*pnish*)・森山栄治(*pnish*)・鷲尾昇(*pnish*)・土屋裕一(*pnish*)
飯野雅彦
[観劇日 / 会場]
札幌 / 道新ホール
5月3日(火・祝) 17:00
ご存知TEAM−NACSの5D第一弾作品にして過去のLOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜のNACS抜きの再演で御座います。
話の大筋や基本設定などは、殆ど変わらずです。
・主人公がフリーターの30代から40歳リストラ無職妻子持ちオヤジに変更された。
・息子『タカヨシ』の誘いによるスタントインで、父親の森崎博之が土方を演じている。
・隊内でのホモエピソードが、やや濃厚になった(笑)
・桂先生の変装に『サカナ』ネタが使えなくなり、ラマ(ナゼっ!?)の被り物に変更され、ラマが愛らしく「きゅんきゅんきゅ〜んv」と鳴くように(笑)
・さらにラマが近藤に「早くマチュピチュへ帰れ…」と言われる(゚Д゚)
・死した芹沢から近藤への言葉が『勇ちゃ〜ん、負け戦なう♪』
・蝦夷地へ向かう市村鉄之助は息子のタカヨシ(…息子がそんな夢を見た事を博之に語るシーン有り)
途中で幾つか入る「主人公のモノローグ」で、前作では何となくふらふらと落ち着かなかった愛国心、国を思う心について今回ははっきりと示唆するのではなく、40代オヤジの口を借りた形で『今の若い子達はサッカーやスポーツなどで愛国心というものが育っていますが、僕達の世代は日本はダメな国だと教えられ、国を愛することを教えられなかったんです…』と静かに語っていました。
前回は無力かつ無気力で怠惰な自分の生活を悔い、幕末の「志を持ち国を救うという信念の元に生き、死ぬ」男達との違いを叫び、不甲斐ないと嘆いていた印象でしたが、今回は本当に静かでしかししっかりと「現在のこの国で、きちんと生活に根差して頑張っていかなければいけないんだ」という主張であったように思います。
あくまでも悪魔信者の個人的主観ではありますが。。。
スピード感があり、笑いと切なさと生きることの意味を考えさせられる、そんな作品です。
あっ…WARと同じだっ(´・∀・`)
大変見ごたえもあり、楽しいお芝居で御座いました。
なお。
今回パンフレットなどを購入していないため、名前が違う・漢字が違う・また記憶違いがあるなど、お見苦しい点が多々有るかと思います。
生ぬるく見過ごしてやってくださいませ(´・∀・`)
*ブラウザを閉じてお戻り下さいまし*