TEAM-NACS
             FILM TOUR 2008
N43°


期間:2008/11/14〜16(札幌)
於:Zepp Sapporo




<作品>

YO OHOZUMI:頑張れ!鹿子ブルブルズ! TAKUMA OTOO:神居のじいちゃん

SHIGEYUKI TOTSUGI:部屋クリーン KEN YASUDA:ヤスダッタ3D HIROYUKI MORISAKI:AFTER


〔頑張れ!鹿子ブルブルズ!〕

高校時代のバスケ部仲間が再び集い、大会に向けてこつこつと仕事の合間に練習していく話(要約し過ぎた…or2)

登場人物が全てNACS本人。
唯一違うのがシゲ。芸名の戸次ではなく、本名の佐藤重幸になっている。

ビストロ大泉のマスターでシェフの大泉の元にふらりと現れて大泉を誘いだした測量士のシゲが理由も開かさず昔の仲間の元に押しかけ『バスケやらない?』と言い出す。
因みにモリはスポーツセンターでゴルフのコーチを、安田は雇われ神様を、音尾は『目と目の間は離れていてもあなたの心は離さない…』がキャッチフレーズの売れっ子?ホスト。
かつてシゲのミスで試合に負け、それ以降バスケをやっていない彼らをバスケに誘うシゲの意図は『自分には時間が無いからみんなでもう一度試合をしたい…一ヶ月後の大会で勝ちたい』というもの。
余命宣告されたシゲにかつての仲間達は共にバスケをすることを誓い、練習に励み出す。
…が、大会前日モリが見つけてきた怪しいサイトに載っている『不治の病に効くというエゾマンゲツバナ』に瀕死状態のシゲの興味が反れ、何故か全員でその華を探しに行ってしまうが、その結末は。。。


〔神居のじいちゃん〕

旭川に祖母の13回忌で戻ってきた少女と祖父、そして神居古潭サイクリングロードの道端でお絵かきしていたヒナタちゃんとその父の少し不思議な話。

13回忌も済み、祖父が日課の散歩に出掛ける。
場所は神居古潭。祖母は13年前好きなスケッチ中にその場所で倒れ、帰らぬ人となった。
歩く祖父と共に自転車を押して歩いているとトンネルを出た場所に座り込んでお絵かきをするヒナタとその父親らしき男の姿が。
簡単に挨拶を交わすと通り過ぎようとしたが、ヒナタが祖父になつきそのまま神居古潭まで4人で歩いていく。
ヒナタは気に入った所々でお絵かきをし、ふと姿を消した。
慌てて探すと祖母がかつて倒れていたトンネルの出口付近で書いた絵に囲まれて倒れていた。
まるで13年前に逝った祖母・ハツエのように。。。


〔部屋クリーン〕

紙芝居のようなアニメ仕立て。
汚部屋に住む男がふと部屋の中で眠ってしまう。気が付くと何故か部屋の中はピカピカに綺麗になっていた。不思議がる男が心当たりに聞いてみるが誰も掃除などしていないらしい。薄気味悪くなった男は部屋をいつものように散らかしてから出て再度部屋に戻るが、何の変化も見られなかった。
。。。が、この部屋には妖精が居た。
その名も『片付けさん』と『散らかしさん』の妖精が日々この部屋で鬩ぎ合っていたのである。
しかし「片付け」が過ぎたのか片付けさんは力を使い果たして消える寸前になっていた。
それを喜ぶライバル散らかしさん。
大喜びで部屋中を散らかしまくるがふと虚しさに襲われる。
片付けさんが片付けない部屋を散らかしてもそれは散らかしていることにはならない事に気が付いてしまったのだ。
結果、散らかしさんは瀕死の片付けさんの替わりに部屋を片付け始める。
一つ片付けるごとに自分が弱っていく散らかしさん。
部屋が片付き始めたことにより生き返り始める片付けさんと死にかけの散らかしさん。
片付けさんは妥協案として部屋に棲み分けのための境界線を引いた。
全てが解決に向かっていたその時。。。


〔ヤスダッタ3D〕

『あなたは人間ですか…それともヤスダッタですか……』

今、世の中にはヤスダッタに変化する人間が増えてきた。彼らは病んだ元人間である。
いまここ北海道で完全変態を遂げたらしいヤスダッタの捕獲のため、インドから発見者で命名者のヤスダッタ博士を招いた。
マッハ5でモリを駆け抜けるヤスダッタを生け捕りにするには、好物の日本酒と肴に寄ってきたところを捕獲するしかない。
そこに夫が消えてしまったという女性が娘を連れて現れた。
夫は職を転々とし、ススキノの街角でムード歌謡を歌っていたりもしたらしい。
女の入れ知恵により暗い森に響き渡るように男の歌っていた轟一郎の『やっちゃうよ』を流し、ヤスダッタに変化したケンの捕獲に成功した。
鎖に繋がれ檻の中に入れられたケンは研究のためインドへ連れて行かれることになる。
妻はその前にかつての夫・ケンと最後の別れをしようと檻の中へ入り。。。


AFTER

主役は大泉演ずるカリー軒のマスター。
マスターの母がかつて応援していたTEAM-NACSはあれから50年経った今、どうしているか?洋ちゃんは未だに札幌に居るのか? シゲは相も変わらず残念なのか? 安田は念願だった地下に潜れたのか? 音尾は相変わらず体力に満ちたサカナなのか? そして森崎家に、モリ子ちゃんは産まれているのか?

復活し、懐かしのFEVERを再演する80歳代のジイサマ達と、それを訳も解らず裏で支えてしまうことになったマスター。
そして50年経っても変わらずに全国各地から駆けつけたファンのオジサマオバサマお婆ちゃん達。
カリー軒のマスターの目線で見た50年後のNACSとそのファン達のハートフルストーリー。。。?
『ご来場…有り難う御座いましたあぁぁぁぁぁぁぁ!』ですよ。





11/15 13:00〜15:40

映画終了後、歓声と拍手の中迎えられた五人。
左から音尾・大泉・戸次・安田・森崎の順に並び、やや照れがち。やはり地元だしね。

モリが『さあ、これから長いです。皆さん一回立って立って! 座りっぱなしでお尻痛かったでしょ? お尻なんか揉みほぐして、ほら!』
とっ一旦全員起立し、思い思いストレッチなどをしてまた着席。

で、のっけからシモの話を連発。
どうやら各地でシモの話をしまくっっているらしい。
まずは定番「大泉大先生の○ンコ待ち」話。
有名なのはLOOSER開演前の便意で芝居が始まるのが五分押して、モリと洋ちゃんで大喧嘩をしたこと。
モリは『何故きちんと先に済ましておかないのか? お前のウンコで全員に迷惑がかかる!』と主張。
対する大泉氏『ウンコはしようと思って出るものではない。いわば神様の贈り物的なモノだから、したくなったらトイレに行くまでだ。ましてや出もしないのにトイレに行って頑張るのは痔に良くない!とのこと。この件では未だに決着が付いてないらしく、ステージ上のモリが苦笑いしながら『。。。やっぱり俺、間違っているとは思えないなあ。。。』と呟く。

その後全員で「何故毎回シモの話をしてしまうのか…」「このウンコ話が今回(ツアーで)一番どうでもいい話」だと盛り上がる。
二番目はやっぱり洋ちゃんの『俺、今日は髭剃ってきてねえんだよな…』だったらしい。。。

更にシモの話は続き、名古屋での安顕のオナラ話。
何故か屁一発で最大の笑いを取っていった顕さんに洋ちゃんは文句たらたら。
名古屋の会場は翌日に某福山氏がライヴで使う予定だったらしいのですが、『次の日、福山さんが安田が屁をひっかけたマイク使ってたらどうすんのようわ、このマイクくっさー!なんて事になったらねえ…』んて事も言ってました。

どうにもぐだぐだ感が拭えないトークに『僕達彼方此方回ってもう映画の話とか飽きちゃってるんですよねぇ…もうね、話すことが無いの。』と。
成る程成る程。映画の裏話を聞きたい此方の予想に反してシモ話をだら〜りと話していたのはそういうことか。
苦肉の策で会場から質問を受け付けることに。
ところが札幌は特に質問者の挙手が少ないとのこと。
で、何人か元気良く挙手した中に、二階席の人が居たからさあ大変。
実は今回のツアー中、大泉氏は『何ぃ?…二階席のくせに。』を連発。そして音尾くんの『お、出ましたね。今回は「二階席に辛く当たるキャラ」になってますからねー』にシゲもうんうんと笑いながら頷く。

質問としては「ヤスダッタのメイクはどうなっているのか、また全裸なのか教えて下さい」等がありました。
安顕がとにかくヤスダッタの肌メイクがどれだけ大変かを珍しく語りまくる。
あれはラテックスの様なもので全裸に前張りだけで塗りまくり、乾燥させるとああいった質感や皺が出来るのだということ。
そしてそれは撤収後に風呂に入ってもなかな取れず、スタッフがみんな出てしまってもまだ悪戦苦闘するくらい取れない。
更に肌に直接塗布するので、前日に全身の体毛を頭髪を除いて全て剃り落とすのがまた大変だったそうで。
そのためヤスダッタのシーンは一日で全て取り終えたとのこと。
『でもそんな事を好んでしたがる自分はMっけが有るっていうか。。。』と、謎の発言。
あとは『人間って。。。さあ。。。』と謎の呟きをぶつぶつと連発。

次の質問は「撮影中に嬉しかったことや大変だったことを教えて下さい」でしたが、それに洋ちゃん達が『いや、だからそれをもう話す事が無いっていってるから質問受け付けたのに〜』と苦笑しつつ、懸命に思い出してくれてました。
大泉氏は『僕の映画は東京の役者とか全然出てません! 音尾くんとかみんなは春くらいまでに台本上げてたんでオファーとか出来ますけど。。。僕はギリギリになるんで、最初っからオファーはしません!! って決めてました。で、札幌の役者さん達ばっかり使ったわけですけど。アレですね、イナダ組のJとか達子とかですね。』
『この作品はまんまNACSが出てきましてですね。安田からはですね、あの裸神様のシーンなんかは『………大泉くんはとにかくこの長髪の僕が好きなんだね…』って言われましたね。』
『撮影場所がなかなか決まらなくて、大変でしたね。あれです、エゾマンゲツバナを探しに行ったのがオタモイの崖でね、あそこからシゲが落ちましたね。。。いやー落ちて良かったですね。いいんですよ、シゲなんて落ちてれば。。。』
とニコニコしながら楽しそうに語ってくれましたが、隣のシゲは苦笑いで『俺の映画に、お前も使ってやりゃーよかったよ!(そうしたら好きなように出来たのに)と、若干怒り口調。

シゲはヤスダッタのメイクに関わってくれた特殊メイクの吉田さんに発注した「散らかしさん」の衣装を着けた音尾の微妙な顔が大変楽しかったそうです。
何せアニメの中に出てくる謎の妖精、形も人間とは異なる形状で、更にその時点では色も付いていないただのウレタン素材。
それを着て戸惑うばかりの音尾氏が面白くて仕方がなかったそうです。
また本人的には実写の映画ばかりだと見ている人達が疲れてしまうので、気楽に見られるワンクッション的な箸休めのつもりでアニメを作ってみた、と。
しかしアンケートで『本当に箸休め的な作品でしたね』と書かれたらしく大憤慨してました。
。。。失礼な人もいるもんだ。個人的にはとてもシュールで楽しかったんだけどな。
スターウォーズ風のテロップも如何にもシゲだな、的な要素で楽しめましたけどね。

音尾組のヒロインの女の子が実はドラバラ・アイドルの時のモリの娘役をしていた子役の子だったとモリが語ってました。
『いやーすっかり綺麗になっちゃってねえ。「…じられないしぃ」とか言ってたあの子なんですよお。』とニコニコ。

あとは適当な撮影時の話でもりあがってました。
撮影スタッフが全て同じなので、大泉組の撮影の時に安田組のクランクアップをしていたり此処が音尾組に使えそうだ…とか、とにかくスタッフが大変立った模様。
その流れで全ての映画をリンクさせたら面白かったのに…という話になり、ヤスダッタがオタモイのがけの上に潜んでいたら…とか、「部屋クリーン」の部屋の中にヤスダッタが…とか、神居古潭のモリの中に実はヤスダッタが…と話し始めると顕さんが『だからあれ、ラテックスとかで凄く大変なんだって!』と叫んでました。

そんな感じで約40分のトークも終わりが近づき。
最後に一人一人挨拶めいたトークで〆。

まずは琢ちゃんが『僕の映画の舞台になった神居古潭というのが旭川と深川の間に有って、サイクリングロードとかになっているので宜しければ是非行ってみて下さい。次に皆さんとは来年春に道新ホールで行われる「シモアライ教授と悪魔の箱」でお逢いしましょう!』と、声高らかに宣言されました。
慌てて洋ちゃん『おーい、毎回それやるけど違うから、それ!!』とツッコミ。
で更に音尾氏『では「シモアライ教授と最後の時間旅行」でお逢いしましょう!』で締めちゃいました。

大泉さんは『短い撮影期間でどんなものが出来るか…と思ったけど大変楽しかったです。次は「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム」で道新ホールで皆さんと会いたいと思います。』と綺麗に纏め。

シゲは『この場を借りて宣伝させていただきたいと思います。』とスタッフに持ってこさせたグッズ「部屋クリーン」のクリアファイル。『ネタバレすると嫌だったので白い紙を挟んでいたんですけど…』と言いつつ中身を取りだし見せると「散らかしさん」と「片付けさん」の写真のクリアファイルが数枚出てきました。

続く顕ちゃんも『僕も…』と懐からそっとポストカードを取り出し『3Dで飛び出すようになってます…』と呟いてました。
会場からは『ぅひゃー』『恐い〜』の罵声めいた悲鳴を一心に浴びるポストカードでした。
更に『次は道新ホールで「シモ洗っちゃったら…春が来ちゃった…」でしたっけ…?で皆さんに会いたいと思います。』に脚本演出担当の大泉洋氏からクレームが。
『いや何よ!そのタイトル!! シモ洗っちゃったら春が来ちゃった…って、そんなゆるーい話じゃねえんだよ! 『股間洗ってたら…あ…春だ……』みたいなお気楽な話じゃねえって。』
と大憤慨。しかも自分で股間を洗いながら春を感じるようなジェスチャー付きでした。安顕も股間を洗う仕草を氏ながらにんまり。

モリは『本当にゆる〜いトークでごめんなさいねえ。何て言うか僕ら故郷に帰ってきた〜って言うか、お盆に親戚と会ったみたいな感じというか。。。安心しちゃってもの凄ぉくリラックスしちゃってねえ、ホント。』とへらっと笑ってました。
『僕のアフターという作品は50年後の僕達の話ですが、主役は実はあなた達お客さんなんです。今までもずっと応援してくれていたお客様の50年後でもあるんですよね。』とにっこり。
『あ、僕らから皆さんにプレゼントがあります。出入り口で貰って帰って下さいねえ!』とN43の特製コースターを手にしておられました





11/15 18:00〜20:45

昼と同じようにソデから現れた五人。
心なしか昼より大歓声で出迎えられてました。

またもや『長い間座っていてお尻が痛くなったでしょお!? さあさあ立って立って! お尻をお互いに揉みほぐしてくださあい! あ、いいんですよお、そんなにすぐ座らなくても、もう少し立っていて下さっても。僕らこれからかなり喋りますよ〜。まだまだ帰れませんよぉ。
と、モリの言葉に洋ちゃんが『…あれ、どこだっけ? 俺らがまだ喋ってるのに人がどんどん帰っていったトコ。あ、浜松か。。。新幹線の時間かなんかで間に合わねえ! っつって、笑顔でバイバイしながらなまら帰っていったよね。。。』と若干苦笑気味。

またこの回は二階に立ち見席が出たようで、早速その客をいじり出す大泉氏。
それに一階席の観客が反応して後を見出すと『はい後を見ない!』とぴしゃり。
更に二階席の客にまたもや『ふふん、二階席のくせに!』と二階席に辛く当たるキャラ発動。

そんな感じでトークショーが始まりました。
洋ちゃんが現地(Zepp)までタクシーで来たらしいのですが、現地についてもなかなかスタッフが迎えに出てこなくて大変に気まずい思いをしたことなどを何故か熱く語り出しました。
『いや、ほら領収書とか貰って自分で払うと後の手続きがメンドイからスタッフに着て貰って払った方が楽だよね(隣の音尾氏などに同意を求めるように) でさ、俺もタクシーの中でもの凄く気まずくって。。。運転手さんに「コイツこんなはした金くらい自分で払えないのか!?」みたいに思われるのも嫌でさあ。。。そんなときに限ってスタッフがなかなか来ないんだよ!と、無駄に熱い。

この後モリが『僕達もう彼方此方でトークショーやってきて、もう喋ることがありません。だからこんなゆるぅいトークなんですよ。』と謝罪。
で、トークの材料に…と、撮影の際の事をスタッフに事前アンケートで回答してもらい、それをこの場で発表する…という企画が。
で、撮影で一番大変だったのは何組。。。に全員が大泉組。
理由は天候。
とにかく洋ちゃんの時は天気が悪い。大泉組の天気の悪さが森崎組にも響いてしまうくらい天候に恵まれなかった…と。
ただしそれで偶然に良いことも有ったようで。
オタモイの崖からシゲが落ちたあの場所から本当に偶然虹が架かったそうで。
しかも二重に。これはラッキーだったと語る洋ちゃん。
『あれね、CGじゃないんですよ、本物! CGだと思ったでしょ?』と、嬉しそう。
更に『落ちていくシゲも本物。あれブルーバックでちゃんとシゲを撮影して、合成したの。 だからこうシゲがつまんなそう〜な顔して取った映像をこんな小さくして落としたの。だからシゲがこーんなつまんなそ〜うな顔して崖に落ちていくのがもう面白くて面白くて。』
と、実に楽しそう。
シゲも『大泉はこだわりが有るから…』と。
『俺が店に入るシーンなんてアレ、テイク5ですよ。入るだけで!! もの凄くこだわって画を撮る監督だなぁって。』と真面目に語ってみたり。

逆に拘らない監督は琢ちゃん。
殆どテイク1で撮ってしまったそうで。ただ途中のモリの表情に関しては大泉、安田、戸次達は『撮り直せ!』と思ったそうです。『あれは使っちゃいけないよなあ…』と。
確かに自転車を押しながらの表情が微妙というか。。。演技デカイというか(笑)
音尾監督は主演の夏八木さんに『ここはこういう風にして下さい』と言っても頑として『…いや、ここはこういう解釈なのでこういう風にした方が…』と聞いて貰えず、仕方がなくそのまま撮ったら確かに『ああ、確かに夏八木さんの言うとおりでよかったなぁ…』な結果になったそうです。

シゲはただ『俺は役者に恵まれたと思うね。』でした。
それに対して役者・音尾氏は『とにかくさあ。分かんないワケよ。突然ここでゴミを投げ飛ばして下さいとか言われたって!』と、やや呆れ顔。対して監督・戸次氏は『いやぁ、アニメだから後でどうにでも出来るし…』と。で、このくらいの大きさでこんな感じのゴミを抱えてゴミ箱に放り投げてくれ、と指示したり部屋を片付けて「あばぶばばは〜!」てな感じで痺れた演技をしたりと、とても自由にやれたそうです。
この時シゲはこの撮影の後に家族での食事会があり、とにかく押すわけにはいかなかったのだとか。

大泉組はロケ場所がなかなか決まらずにスタッフが苦労した、音尾に突き飛ばされてシゲが崖から落ちていくシーンで、崖のどのあたりにするか等かなり難航した。いざ決まったら、危ないからシゲには命綱を付けさせて崖の下には網をスタンバイさせるなど大変だったとのこと。
また『僕の話なんてぇのはバスケの大会目指してるのにエゾマンゲツバナなんてわけのわかんないものを探し出しに行っちゃったりして全然違う方向にいっちゃったりしてもの凄く纏まりのない話なんだけど…とにかく笑って貰えれば、楽しんで貰えれば…と思って作りましたね。』と真面目に語ってました。

また監督・安田氏のヤスダッタの撮影には全員安田の名字の人間が召集されたわけですが、安田大サーカスのリーダーの台詞にはわざと噛んでしまったテイクを使っているのだとか(その方が面白かったから)暗い森の中で撮影されたように見えるが本当は真っ昼間で(夜だと見えなくなるから)とにかく昼間しか撮影出来ないという時間制限が有った。
またレポーター役で起用された父、ヒロシはとにかくテンパっていたこと。
顕さんは父に『とにかく解らなくなったらレポーターの安田ヒロシです、って言えばいいから!』とアドバイスをしたが、まさか早々にテンパってレポートの最中に『レポーターの安田ヒロシです!』を連発するとは思わなかった。
というようなことをぽつり…ぽつりと語ってました。



後はトークショーで各地を回った時の話を少々。
会場入りするのにタクシーに乗り込んだNACS。その時モリが寝起きのメイク前でただでさえ危険な生え際などがどうみてもゴリラーマンにそっくりだった。
そのゴリラーマンが助手席に乗り込んでただひたすら無言なのに、後部座席でエッチな話をするとのっそり振り向く。とにかくエッチな話をすると混ざりたいのか振り向くゴリラーマン。
会場入りしてメイクさんに直して貰い「ゴリラーマンじゃなくなったよ!」と、全員ではやし立てたら、ようやくここで『おおおおいぃぃぃぃぃ! 俺はゴリラアマンじゃなああああああいいいいいいい!!』と、反論したらしい。
因みにこの話を上機嫌でしている大泉氏を関係無しに、安田氏はモリの方に向き直り、薄い生え際をご披露しようと口を尖らせてふうふうと風を送ってました。
生え際薄い疑惑の森崎氏は苦笑いであえてその風を受けて立っているのが可愛かったり。
しかし突然見たらまるで顕さんがモリにキッスを迫っているようにも見えましたが。。。


最後にまた一人ずつ御挨拶。内容はほぼ同じでクリアファイルやポストカードの宣伝も同じ。
トークは琢ちゃんの『シモアライ教授と悪魔の箱』から始まる、シモアライおちょくりシリーズ。
シゲの『天空のシモアライラピュタ』には『おまえ、「シ」しか合ってねえべや!』と、洋ちゃんのツッコミ。シゲは指すがに苦しかったのか苦笑い。因みに日曜夜には『シモノケ姫』にまで進化していたそうで『シモノ〜ケ〜達ぃだよぉ〜』と歌い出したらしい(笑)
顕ちゃんは『シモ洗ったら…春が……来ただっけ?』と相変わらずすっとぼけ、この時はシゲが股間を洗いながら春を感じていたとかいないとか。。。

洋さんは次に道新ホールで予定の舞台『下荒井兄弟…』の台本がいつものようになかなか書き上がらず、先日は某所にお籠もりまでして頑張っていることを力説。
そんな折り、ダイアリーでの音尾氏の書き込み「いや〜どこの地方に引きこもってるんだろ。……見つけだしたいな〜(-.-)大泉洋を発見した者には、懸賞金として100万円出しちゃおうかな〜。…焦るだろうな〜大泉(笑)」にいたく憤慨されていたようで。
更に顕さんにメールを送り、一応「返事不要」と書いたら本当に返事を寄越さなかった!と、また憤慨。安田氏、にんまり笑いながら『いや…返事要らないって書いてあるからいいや…と思って…』とのこと。
シゲからは『お前今籠もってんだって? 俺はこれからゴルフ〜♪』という脳天気なメールが届き、小ささでは他の追随を許さない大泉氏、返信に『OB!OB!OB!OB!OB!』といった内容の、呪いのメールを送りつけきたそうです。
シゲの笑い顔がコイツ本当に小さいでしょ?って感じなのが印象的でした。



で、モリが『本当にゆるーい感じでごめんなさいねえ。僕ら実家に帰ってきたっていうかお盆に里帰りして親戚に会ってる気分っていうか、ねえ。』とにっこり笑っておられました。
で最後にお決まりの『僕らから皆さんにプレゼントがあります。出入り口で貰って帰って下さいねえ!』とN43の特製コースターを手にしておられました。


久し振りにたっぷりトークを聞けたな…と言う感じのよいイベントでした。
映画も撮影時間が短いというわりにはそれぞれかなり良い出来栄えで楽しかったです。







あくまでもこんな感じのことを喋っていたな〜って雰囲気を味わって貰うために
ご本人様達のお言葉などは必ずしも正確なものでは御座いません。
口調や言葉尻等、凰原の
ボケ気味脳味噌フィルターがかかっておりますことを
どうぞご了承下さいませ。


また作品のダイジェスト的説明は人物名や地名等
かなーりテキトウであります。
何故ならパンフ買ってないので(笑)




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08/12/03 UP


女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理