acter’s unit ロックメン
『アルプス

2004/07/16〜07/19

於:北方圏学術情報センター「ポルト」ポルトホール


観劇日:7/18・19


作・演出*佐藤 重幸

佐藤 重幸・岩尾 亮・川井 J 竜輔・江田 由紀浩・城谷 歩・高橋 逸人
 



会場はとっても綺麗なポルトホール。入り口から中に入るとすぐ左側に舞台があり、ステージの上には山小屋のセットが組まれていました。上手と下手に扉。真ん中には暖炉と薪。テーブルと椅子が数脚に食器棚。そんな感じの素朴な山小屋です。



<あらすじ>
長くなってしまったので、全部読むのにはかなりの体力が必要かも…(笑)

 このお芝居は異常気象の吹雪のためにこの小屋に逃げ込んできた第一の男(岩尾 亮)から始まります。
『助かったー!』と叫んで下手の扉から勢いよく入ってきた男は、あまりの寒さに暖炉で暖をとろうと火の点くものを探しますが、生憎見当たりません。
仕方なく持ってきたラジオのスイッチを入れると、何故かラジオ体操が流れ始めました。仕方なくラジオ体操を始めた途端、扉が勢い良く開かれて『助かった!』と、叫びながら飛び込んできたのはひ弱そうな第二の男(江田 由紀浩)。
この男はライターを持っていたものの、濡れていて全く使えない状態。寒さと遭難した心細さからパニックを起こし、詰んであった薪に囓り付いて喚きまくる第二の男を何とか宥めようと、第一の男が自分の事を話し始めます。
彼は山に登れば遭難するという、いわば遭難のプロでした(笑)
そんな事実に第二の男は更にパニックを起こしますが、何とか宥めているところに今度は第三の男(城谷 歩)が登場。
第三の男は初老のいかにも山登りが大好きといった風体。ちょっとした細かいところにこだわる性格の第三の男に些か困惑気味の二人でしたが、改めて自己紹介をしたところ思いもかけない共通点に、あっと言う間に意気投合してしまいます。
第一の男の名は山田 登(やまだのぼる)。両親共に山好きだったため、彼が産まれたとき迷わずつけられた名前だとか。
第二の男の名は山川 進(やまかわすすむ)。小さいときから何かがあると必ず山や川に行っては癒されていたという彼。
そして第三の男の名は山浪 歩(やまなみあゆむ)。山が好き過ぎて山岳写真家になったという経歴の持ち主でした。
あっと言う間に山繋がりで親睦を深める三人の元に第四の男(川井J竜輔)が現れました。
その男も『助かったー!』と、飛び込んできたものの…その格好はおよそ山登りをする人間の格好ではありませんでした。
袖無しの白い(と言うか薄汚れた)柔道着を身につけ、左腕に『試合』と彫られた入れ墨を持つ強面の立派な体格の男に対し、びびりまくる三人。
異様な風体のこの男に怖じ気づきながらも取り敢えず名前を聞き出すと、彼の名はドラゴン山神(ドラゴンやまがみ)。そして格闘家であること、現在は山籠もり中であることを告げましたが、逆に三人の期待には添えなかったらしく、山を冒涜するな!などと一人だけ阻害されてしまいます。
…が、ドラゴンが実は山が大好き過ぎて山籠もりしまくり、本番の試合には一度も出られた試しがない事を告げた途端、あっと言う間に山同盟の仲間入りを果たしました。
格闘家としての名前はドラゴン山神ですが、本名は山上 生(やまがみいきる)
そして彼も山を愛する山同盟の一員となったのでした。

 何だかんだ言って仲良くなった彼らは、小綺麗に片付いている山小屋に管理人が居ないのを不思議に思い、家捜しをして食料を見つけますが、お湯も火もなく食べられません。しかもよく見れば昭和40年代に製造されたカップラーメンでした。そうとも知らず生のままバリバリと囓ったドラゴンと慌てて食べるのを止めた3人でしたが、あとでこの事がちょっとした事件に繋がります。
 結局食事もとれずに寒さが身に染みている彼らに、ドラゴンから寒さしのぎに組み手の提案が。誰もがプロ格闘家のドラゴンを相手にすることに腰が引けているのかと思いきや、余裕綽々で相手を買って出るのはなんと山浪。
『昔は勝つまでやったものだ…』と、言いながら構えます。一体どんな凄い拳法を会得しているのかと思いきや、返ってきた答えは『埼玉県立浦和商業高校・カンフー部』…。
絶対負けると思われたカンフー部でしたが、意外にも素晴らしいワザのキレでドラゴンの攻撃を次々とかわし、勝負はカンフー部・山浪の勝ち。これ以降ドラゴンは山浪に弟子入りすることになります。
 そんな馬鹿騒ぎをした後もやはり寒さが身に染みる彼ら4人は、次の手を考えました。
ルールは簡単。4人が四隅に立ち、次々とタッチしに走っては部屋をグルグルと回って朝まで眠らないようにするというもの。
試しに山田→山川→山浪→ドラゴンの順でやってみますが、ドラゴンの先には誰もいないことをドラゴン以外は誰も気付いていない様子。
取り敢えずやってしまえ〜とばかりに走ってはタッチを繰り返し、いざドラゴンの番になったとき…それは居ました。部屋の隅に。
ドラゴンが走っていってタッチしたそれ(佐藤 重幸)はもの凄く良いリズムを取り、上手側の扉前から下手扉の前に走っていって、山田にタッチ。
かくしてこの怪談発祥の奇怪なゲームは成り立ったわけですが……次の順番の時、謎の物体は何事もなかったように扉から外へと出ていってしまいました。
当然ながら大騒ぎする4人。謎の物体は真っ白な体毛に全身を覆われた黒い顔をしたサルのようなもの。所謂雪男系の毛むくじゃらな未確認生物でした。
あれはイエティなのかそれともヒバゴンかともめにもめている最中、突然の腹痛がドラゴンを襲いました。原因は恐らく…先程生で丸囓りしたカップラーメン。
謎の生物が出てきた扉の奥はおそらく管理人室である筈と言うことできっとトイレもあるだろうことが予想され、3人は嫌がるドラゴンを扉の向こう側へと押しやりました。もしかしたら他にもあの生物が居るかもしれないと思いつつ…。
 結局奥には何も居なかったのですが、何故か水洗トイレ・テレビ・DVD・食器洗浄機まで完備されたある意味もっと謎の空間になっているようでした。
そこではあの謎の生物が悠々自適に暮らしていた痕跡もあり、混迷が深まる中、その生物は再び山小屋へと戻ってきたのでした。
おっかなびっくりの四人に対し、余裕でからかう素振りをする謎の生き物。
差し出されたチョコレートを食べようと紙を剥いた生物に<驚きと好奇心に満ちた目を向ける4人。そんな目が気になるのか、謎の生き物は仕方がなく銀紙を剥かずにチョコにかぶりつき、そのあまりの歯の痛さに毛むくじゃらの腹からペットボトルの水を取り出して口を濯ぐ始末。そんな姿に、4人はからかわれていたことに気がつきはじめます。
ドラゴンが煙草を差し出すとこの生き物、『あ、俺止めたから』と、普通に答えてしまいました。つい本音がぽろりと出てしまったようです。
そこからはもう大騒ぎ。
結局この生き物はイエティでした。ずっとこの小屋に住んでいるらしいのですが、4人を敵と認識してしまったイエティは隠し持っていたマッチを4人には決して渡そうとはせず、険悪な態度をとり続けます。
更に匂いでもうすぐこの山小屋にもう一人の人間がやってくるのを感じとると、この人間が小屋に飛び込んできたときの第一声を当てて、負ければ自分の持っているマッチの最後の一本を渡す約束をしました。
4人ともこの小屋に入ってきたときの第一声は『助かったー!』でした。4人が同じ言葉を言う、イエティは別の言葉を言うと予想したところで第五の男(高橋 逸人)が飛び込んできました。さて、注目の第一声は……
『助かったのか〜!?…。
と言うことで賭はイエティの勝利に終わり、たった一本残っていたマッチもあえなくただの燃えかすになりました。
 さて、最後に飛び込んできたこの第五の男は山伏の見習いで、毎回イエティを調伏しに来ているいわば顔馴染み。法力が弱くてしかも自分に自信のない彼に、イエティはかなり迷惑顔。
そこですかさず名前を尋ねると山伏の名は山出 修(やまでおさむ)。ここに見事な山同盟が発足しました。
彼がライターを持っていたことから物語はここでがらりと趣を変えます。
ライターで暖炉に火を入れようとする5人を、一応イエティは『聞かないだろうけど……やめておけ。』と止めました。当然ながらそんな事にはお構いなしに暖炉に火をつけます。
途端に小屋は閃光に包まれ、何やら異空間へと飛ばされていきました。


 暗転の後、小屋の中は少し趣が変わっていました。
暖炉の上には山浪が撮ったであろう山同盟の面々と仏頂面のイエティの集合写真が飾られ、壁には習字で書かれた『山同盟』『帰りたいこと山の如し』などが貼られていました。

そして舞台中央ではイエティと山伏の山出が何やら妖しい行動をとっています。そこには山出の左腕にがっぷりとかぶりつくイエティが。
どうやら山出の血を吸っているようです。いつまでも貪欲に山出の血を吸い続ける吸血イエティに半ば呆れ気味の山浪。
このイエティは仲間内でもかなり特殊な部類で、普通のイエティは血など吸わないそうなのですが…。
 こんな感じで5人と一匹は結構仲良く共同生活をしつつ、色んな場所を転々とトリップしている様子。
実はあの暖炉に火をつけると、ランダムで異空間に飛ばされてしまう仕組みだったのです。勿論その事はイエティも承知でした。彼もまたネパールのサガルマータから飛ばされてしまい、この小屋ごと色んな時代の様々な土地を彷徨っていたのです。
この小屋事態も別の空間から来ているものらしく、家電などを動かす電気や水道などはどのような仕組みかは解らないけれど永久可動し続けるという代物。
この小屋で本やDVDを見る事によって、イエティは驚くほど様々な知識を仕入れていたようでした。
 さて、ここで外から食料調達のドラゴンと、偵察隊の山田・山川が戻ってきます。ドラゴンの手にはコウモリの羽根が生えた謎の生物が握られていました。また偵察隊は山間の向こうに原始人を見たとのこと。いずれにしても元の世界ではなさそうです。
その途端地響きと共に何かが小屋に近付いてきました。
それは原始人の群。遠くから見た時は普通に見えたらしい原始人は、実はかなり巨大だったのでした…。
慌てまくる全員でしたがここは山伏の出番。山出が方力で金縛りをかけますが貧血のためにフラフラなので、それも破られそうになります。
そこですかさずイエティ。慌てて山出の腕に噛み付き、吸った血を少し返してやるとあら不思議。山出は元気になり、見事足止めに成功。
その間に暖炉に火をつけ、彼らはまた異空間へと旅立ちます。

 次の世界はとても寒い場所でした。
そしてイエティはくんくんと鼻をならして匂いを嗅ぎます。どうやら懐かしい故郷の匂いのようです。帰ってきたと喜び、取り敢えず確認のために外に出たイエティ。そして寒さに凍える他の5人。
この土地がイエティの故郷だとすれば、彼らはランダムに旅をしているのではなく順番に色んな場所を回っていたことの証明になり、かなり希望が持てるのですが…肝心のイエティは外出したままです。
あまりの寒さに凍えながらイエティの帰りを待っていると、やっとイエティのご帰還。
ですが何やら様子が変です。ぼーっとしたまま突然倒れ、頭痛・吐き気・目眩・倦怠感などの症状が次々に現れてきます。
何とイエティは自分の故郷で高山病にかかってしまったのでした。
慌てて次の場所に移動する案が出ましたが、この場所が本当にイエティの故郷なら移動させるのは可哀相だ。でもこのままこの場所にいればイエティは死んでしまう。そんな葛藤の中、いよいよイエティの症状が悪化。山出が必死でイエティを抱き抱える中、呼吸困難を起こし始めました。
結局彼らは泣く泣く暖炉に火をともしたのでした。

 暗転のあと、今度はやけに小屋の中が夏の雰囲気になり、小屋ではドラゴン&山出が山浪に稽古を付けて貰っていました。しかも彼らの呼び名はドラゴン=ロン。山出=チャン。そして山浪は師匠に。
彼らは山浪の山拳を会得しようと必死で修行の毎日。
そんな中、バテレンの襟巻きをつけた山田と山川が外から帰ってきました。どうやら今度はわりとまともな世界のようです。
小屋は山の中ではなく海沿いに立っており、この時代はパラレルな感じの過去の日本で、時は織田信長の時代。と言っても安土桃山時代ではなく、なんと織田幕府の時代(笑)
信長は死なずに光秀を返り討ちにした後、自らの名を付けて幕府を開いたという世界でした。
山田と山川は寺子屋に教師として出向き、子供達に蘭学を教えているらしく、帰りがけに酒を貰ってくるなど地元の人間となかなか良い関係を築いている様子。酒盛りをしながら山田は自分の職業が実はやくざであることを絶対にそうとは見えないような爽やかな笑顔でにっこりと語ったり、山川が実は教師だと言う話をしていました。
そんな中、姿を現さないのは……あのイエティ。あのネパールの山の上で意識を失ってからずっと昏睡状態のようでした。
彼を心配しつつもそろそろまたトリップの相談を始めるみんなに一人、山川だけが反対し始めました。どうやら彼はここの子供達に勉強を教えることが楽しくて仕方がないようでした。
彼はどうやら生徒や同僚の教師達から陰湿なイジメにあっていたようで、尚更純粋なこの時代の生徒達に思い入れがあったのでした。
結局トリップを使用という話になった直後、山川は突然上手奥の管理人室に立てこもりました。
そして奥からは…イエティの悲痛な叫び声が。
命からがら逃げ出して皆の元に逃げてきたイエティは、寝ていたら山川に首を絞められたと叫びました。
やがて山川が現れます。手には良く切れそうな包丁を持って……。
そのままイエティを追いかけ回す山川。イエティは山出の後ろに隠れますがこのままでは埒があきません。
ですがこの時イエティは異変に気付きました。くんくんと匂いを嗅ぎ、ここがネパールでないことを知ると半狂乱になります。どうやらやはりあそこは彼の故郷だったようです。
そんな話の流れからみんながイエティに現在のこの場所に見覚えがあるか問うと、やはりイエティは一度来たことがあるようでした。
これで結論が出ました。このトリップはイエティの言っていたランダムな移動ではなく、どうやらある一定の場所を繰り返し回っているらしいことを。
そしてその事がイエティの口から露見することを恐れた山川が、口封じのためイエティを殺そうとしていたことを。
そんな中、たった一人冷静な人間が山川を一喝します。それはあの温厚で、とてもそうとは見えないやくざの跡取り息子・山田でした。山田は突然ウエストポーチの中から拳銃を取り出し、人が変わったような顔つきと声で山川を脅し、尚かつ落とし前をつけさせようと彼の持っていた包丁で指を詰めさせようとします。
恐怖のあまり左手の人差し指の上に包丁をかざしたまま、実行出来ずにいる山川を、なおも山田は責任をとって指を詰めろと責め立てます。
一同が緊迫する中…突然山田が元のホンワカとした雰囲気に戻り、『ね? 怖かったでしょ? こんなに怖いことそうそう無いでしょ?』と笑顔で宣います。
全ては山田の作戦だったのです。
イジメより怖い思いをすれば、イジメなんて乗り切れる…と、考えた末の彼なりの必死なお仕事モードでの演技でした。
でもイエティは仲間じゃないから上手くいくかどうか自信がなかったと笑顔で言う山田にイエティは叫びます。『俺、可哀相〜!!』と。
今までは山出が一人で必死でイエティを庇っていたのですが、結局彼に名前が無いからと仲間じゃないんだと言う理由で、彼らはイエティに山男(やまお)と名付け、無事に山男も山同盟の正式な一員となりました。
その後何やらイエティが山出の異変に気付きます。くんくんと匂いを嗅ぎ、おもむろに山出の服をはだけさせると……その胸元からは何処かで見たような真っ白な体毛が。
イエティは一言『悪い悪い。コイツに血液返したとき……体液混じっちゃった
かくして山出修は人間とイエティの中間の生物となってしまいました。
 そんな騒ぎの中、実はまだ山川は固まったままです。それを見た山田がもう大丈夫だよと言う感じでポンと方を叩くと……弾みで山川の手が動き、ざっくりと指を詰めてしまいました。
彼の悲痛な言葉は『手が滑っちゃった〜!!』

 さて、また暗転。結局元の日本アルプスに戻れると解った彼らはこの後のトリップを旅行気分で旅していきます。危ない場所を何度もくぐり抜け、やっと最後のトリップで元の場所へと戻ってきた彼らは喜びのあまり浮かれていました。
プロ遭難家で広域指定暴力団山田組の跡取り息子・山田が無線で若い衆に連絡を取り、ヘリで迎えに来ることになりました。今まで彼は100%この方法で生還していたそうです。
助けが来ると解った彼らの心は既に下界に向いていました。不慮の事故で指を失ってしまった山川は山田の元でやくざになると意気込み、山拳の師匠と弟子達は山田の出資で山拳の道場を作ろうと楽しげに語っていますが……たった一人、いや一匹だけ淋しそうにしている者が居ました。
山男でした。
山男は皆に背を向けて小屋の中央でしゃがんでいじけています。みんなが慰めの言葉をかけようとしていたその時…小屋はまた目映い閃光に包まれました。
暖炉の前にしゃがんでいた山男がすっくと立ち上がり、はにかんだ笑顔で振り返ってこう言いました。
『もう一週しない?』…と………。





さてさて、このお芝居。
あらすじだけでは絶対に解りませんが、ほぼ全編がコメディーです。
それに如何にもシゲらしい『ちょっとお子様ちっくなSFテイスト』がエッセンスとして入ってきて、とてもからっとした感じの作品でした。
頭を使わないで流れで楽しめる娯楽作品って感じでしょうかね。私個人としては大好きです、こういうの

役者一人一人の個性が良く出ていたのがまた魅力でしたね。
江田君の虚弱ダメダメキャラ。城谷さんの謎なキャラ。岩尾さんの温かみと面白みの朴訥なキャラ。逸人さんの勢いのあるキャラ。そしてJお得意の。。。強引でちょっとお馬鹿なキャラ。
それにまるでシゲの内面の一部をコピーしたかのような山男のキャラ。
これらの絡みが絶妙で、見ていてとにかく楽しかったです。時間が2時間を切っていたのも丁度良い感じでした。長すぎるとだれてしまう可能性もあったかな〜と思うので(笑)

個人的に一番好きだったシーンは、ドラゴンが小屋に入ってきた直後のシーン。山好き3人がドラゴンにも山の共通項を見出したくて期待していたのに、それが無かった為に無視されてしまうわけで、せっかく名乗ったのにちっとも反応してくれない3人に対してドラゴンは慌ててさらに自己紹介をしてしまうのですが、そのときの台詞が
『好きな色、ブルー!!』
。。。誰も聞いちゃいないわけです、そんなことは(笑)
さらに山籠もりなんかするな、海へ行け!と、冷たくあしらわれたドラゴンが
『だって海籠もりって…』と愕然とするのも好きでしたね。

イエティがチョコを与えられたことで抗議するシーンも好きでした。
大体チョコやガムって何だ!! 俺は戦後の子供か!!なんて台詞がなんともね〜(笑)

結構小ネタが多くて、書き出すときりがないのでこの辺で止めておきます。

最後にイエティって言うけど、シゲってば一体どんな格好してたのよ? と思われた方は此方を覗いてみて下さいませ。





  










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